ヘルプ席で連絡先を聞かれた時に上手に断る方法
ヘルプ席とは?
ヘルプ席とは、他のキャバ嬢のお手伝いとして接客をする席のことです。
例えばA子ちゃんというキャバ嬢の指名客が同時に2組以上来店している場合、A子ちゃんは指名客の席を平等に移動して接客します。
A子ちゃんが別の指名客の接客をしている間、A子ちゃんが席を外している指名客の席についてA子ちゃんが来るまで接客するのがヘルプです。
せっかくキャバクラに来ているお客様をずっと1人で待たせておくわけにはいかないので、指名の子がくるまでの間を別のキャバ嬢が接客して対応するということです。
ヘルプ席のルール
ヘルプ席にはいくつかのルールがあります。
★ドリンク交渉はNG
→お客様から勧められたら1度は断りましょう。それでも勧められたら素直に頂き、席を離れる時に再度お礼を言いましょう。自分からおねだりするのは厳禁です。
★密着した接客はNG
→お客様から密着してくる場合もはっきりと断ります。
★連絡先交換禁止
→指名のいるお客様との連絡先は絶対にNGです!同様に名刺を貰う、渡すのも禁止です。
上記に挙げたものの中で、特に注意したいのが連絡先の交換についてです。
ヘルプ席で連絡先を交換してしまうことで起こり得るトラブル
指名しているキャバ嬢がいるお客様と連絡先を交換することは大きなタブーです!
指名キャバ嬢からしたらヘルプについた子が自分のお客様を取ろうとしていると思ってしまいます。
するとそのキャバ嬢との関係がギクシャクしてしまうことも多いです。
ましてや後日ヘルプ席についたお客様に本指名されてしまったら、お客をとったとらないの言い争いにもなってしまいます。
ヘルプ席で連絡先を聞かれたときの上手な断り方
自分では連絡先を交換したり伝えたりしないように気をつけていても、お客様の方から連絡先を聞いてきたり渡してきたりすることがあります。
もちろんその場合でもキチンと断るようにしましょう!角を立てないように工夫して断る方法をご紹介します。
★「◯◯ちゃん(指名の子)に言っちゃいますよ~!」
★「浮気したら◯◯ちゃんに怒られちゃうよor悲しませちゃうよ」
★「嬉しいけど、◯◯ちゃんを裏切るようなこと出来ないです><;」
あくまでも明るく、はっきりと断る事が大切です!
断り文句に指名の子の名前をだすことで、「自分はただのヘルプ」という印象も与えられますよ。
明るく言えばその場の空気も悪くならないので、とにかく明るさは忘れないようにしてください。
「お店のルールなので~」という子も多いかもしれませんが、これだと「大丈夫黙ってるから!」としつこく連絡先を聞かれてしまう事もあります。
どう断っても食い下がってくる場合は指名の子とお客様を褒めてみましょう!
「◯◯ちゃんは本当に尊敬できる子だし、その子を指名してる◯◯さんは人を見る目があるな~」という感じで「良いキャバ嬢を指名できている」という印象をお客さんに与えてみた上で、もう一度断ってみてください◎
連絡先を貰ってしまった、交換してしまった場合
上手に断れなくて連絡先を貰ってしまった、交換してしまったという子もいるかもしれません。
そんな時は焦らずにその事を指名の子とスタッフに伝えましょう。
「連絡先を貰ってしまったor交換した事実」と「自分からは一切連絡しないし、連絡があっても反応しない」「お客さんを横取りする気はない」ということは最低限伝えるべきです。
指名の子から「連絡先を消して欲しい」「変えて欲しい」など、こうして欲しいと言う要望も来ると思いますので、その時は素直に受け入れてください。
ヘルプ席はとても重要!
ヘルプ席の接客は自分の売上にならないし、ただただ面倒と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなヘルプ席の接客にもいくつかのメリットがあります!
★接客テクニックがあがる
→ヘルプ席で接客の場数を踏んでおけば、慣れていないお客様との席を盛り上げるテクニックが身に付きます!特に新人なら積極的にヘルプ席について接客の方針を決めるようにしましょう。
★新たな指名のチャンス!
→ヘルプ席のお客様が複数人で遊びにきていた場合、その連れのお客様から指名を貰えるチャンスがあります。
★後々自分のお客様になるかも
→キャバ嬢が水商売の引退をするという時、その子を指名していたお客様は指名する別の女の子を新しく探さなければなりません。
そのときヘルプで良い印象を与えられていたら、自分にそのチャンスが回ってくるかもしれないのです。
★ヘルプが上手くいけば評価もアップ
→ヘルプの時間に場を程よく良い盛り上がり具合にしておけば、ヘルプを頼んでいる本指名の子にとって非常に助かります。
その子からの評価も上がりますし、今度は自分がヘルプを頼みたい時にも積極的に協力してくれるでしょう。
他のキャバ嬢と上手く協力し合えればお仕事もやりやすくなりますし、スタッフからも評価されるようになりますよ◎
まとめ
ヘルプ席はかなり気を使って接客しなければならないので、慣れていないうちはとても難しく感じるかもしれません。
しかし特に新人のうちは接客の練習として良い経験になる場のひとつなので、ぜひ積極的にヘルプ席に入ってみてください。