体験入店は断られることもあるという話

水商売のお店を探していて働きたいと思ったお店が決まると、面接をしてから体験入店、本入店という流れになると思います。
ただし、「このお店に体験入店したい」と思っても、必ず体験入店ができるわけではなく、お店から体験入店を断られてしまうこともあります。

そもそも体験入店って？

体験入店をざっくりと説明すると、決められた期間お試しで働くことができる制度です。お試しとは言ってもきちんと時給は発生しますので、このお店で働いていけそうか、思っていたとおりの働き方ができそうかを判断するのに重要です。
もちろんお試しですので、実際に働いてみて合わないと感じれば本入店を断ることもできます。

体験入店は誰でもできるわけではない

求人を見ると「体験入店大歓迎！」という文字をよく見るため、「体験入店は誰でも気軽にできるんだ〜」と勘違いしてしまう水商売未経験の子も多いですが、体験入店は誰でもできるわけではありません。

体験入店は本入店前の確認

体験入店は、女の子とお店両者がこのお店で働いていけるかを最終確認するために行われます。
ここで重要なのはお店側の考えです。
女の子を体験入店させるということは、すでに面接はパスしているということ。実際に働いている姿に問題がなければ、お店側はその子を採用するつもりがあるということになります。

面接の時点でNGな子は体験入店も断られる

面接の時点でお店からして採用する気がなければ、体験入店も断られます。
いくら体験とはいえ、実際にお仕事をしてもらう、つまりお客様の接客をしてもらうことになります。面接も通れない子にお客様の接客をさせたら、たちどころにお店の評判が悪くなってしまうのは明確ですから、お店も誰も彼も体験入店させるわけではないのです。

体験入店を断られたら採用も厳しい

面接に行ってお店から体験入店を断られた場合、残念ながらそのお店とは縁がなかった場合がほとんどです。
はっきりと「採用しない」と言うお店もあれば、「体験入店については後で連絡します」と遠回しに断ってくるお店、本当に様々です。ただ、本当に欲しい女の子の場合は面接の流れで体験入店になるので、その場で体験入店の話に繋がらなかったら不採用と考えておいたほうがいいでしょう。

体験入店を断られる理由

体験入店を断られるのには、もちろん理由があります。

お店の基準に満たなかった

やる気もアピールした、受け答えもきちんとできた、容姿にも自信がある…それでも落ちてしまうときは落ちてしまいます。
どんなにやる気があっても、そのお店の基準に満たなければ採用してもらえません。
例えば可愛い系の子がキレイ系のお店に行っても、お店のカラーに合わないので採用してもらえることはないでしょう。
また、高級店になると容姿も大きく採用に関わってきます。
逆に中級店くらいなら、そこまで採用時に容姿にこだわられることは少ないです。

体入荒らしとして警戒されているorブラックリストに載っている

体験入店では確かに合わないと感じれば本入店を断ることができます。しかし、いろんなお店で体験入店だけ繰り返していると、体入荒らしと警戒されてしまうので注意しましょう。
体入荒らしとは、体験入店で時給が良いことを利用して、いろんなお店の体験入店だけ繰り返し行い稼ぐ女の子のことを指します。
こうした女の子は同グループのお店に連絡が行き渡ってしまいブラックリストに載ってしまいます。
それでも同じことを繰り返していると、その内エリア内の店舗で噂が広がり、そのエリアで働くのが難しい状況になってしまうのです。
その気がなくても何度も体験入店をしていると「この子、体入荒らし？」と勘違いされてしまいます。
体験入店は多くても3店舗程度にとどめておきましょう。