絶対NGなドリンクの頼み方

お店、キャバ嬢の稼ぎの一つとなるドリンク。
このドリンクはお客様からの奢りという事になるので、頼み方一つ間違えてしまうと「もうこの子と遊ばないようにしよう」と思われてしまう危険性もあります。
逆にお客様が「この子ならドリンクを出してもいいな」と思う頼み方をすれば、一度だけでなく次からも快くドリンクを入れてくれるので、売上もお給料もアップします！

そこで今回は、お客様に嫌がられてしまうドリンクの頼み方をご紹介します。

絶対にNGなドリンクの頼み方

席についてからすぐにおねだり

席に着いた途端に「じゃあ私◯◯飲んでいい？」と突然おねだりするのはNGです。
目の前にいるのは”お客様”ですから、ドリンクを頼む前にキャバ嬢はお客様を迎えて、楽しい時間を提供する必要があります。
お客様が女の子にドリンクを入れてあげるのは、楽しい時間を過ごさせてくれるお礼の意味もあるのです。
突然おねだりされるということは、楽しい時間を過ごさせてもらう前にお礼を求められているようなもので、良い印象をもたれる事はありません。

勝手にドリンクを頼む

お客様におねだりをするどころか、勝手にドリンクを頼んでしまうのはトラブルの元にもなるので止めましょう。
ドリンクに限らず、自分にお金を使ってもらうことに関しては、その都度「◯◯していいですか？」とお客様に聞くようにしましょう。

お客様の飲んでいるお酒に合わせないで好き勝手頼む

お客様の飲んでいるお酒の値段、質に合わせず、自分の好きな高いお酒や良いお酒ばかり頼むのもNGです。
特にお客様の飲んでいるお酒より値段の高いお酒ばかり頼んでしまうと、「この子とは金銭感覚が合わない」「お金のかかる子だな…」と思われてしまいます。

ドリンクを飲む時に気をつけたい事

お礼を言ってから口を付ける

ドリンクを入れてもらったら、どんなに常連さんであっても必ずすぐにお礼を言いましょう。
「ドリンクを入れてもらうのが当たり前」と思ってしまったら、お客様はどんどん離れていってしまいますよ。

お喋りをそこそこにしてしまう

お酒を飲む事に集中してしまい、お客様との会話が投げやりになってしまう事のないようにしましょう。
また、お酒が好きな子は、あまりハイペースでお酒を飲まないようにすることにも注意してください。

お酒は飲みきるようにする

お客様目線からすると、せっかくご馳走したドリンクが残ってしまっているのは、残念な気持ちになります。
途中で退席しなければならなくなった場合でも、席を立つ前に頂いたドリンクを飲み干して「ご馳走さまでした」と一言お礼を伝えるようにしましょう。

ドリンクの頼み方・頼むタイミング

会話が盛り上がってきた時がベスト！

お客様によっては、キャバ嬢がドリンクをおねだりする前に「何か好きなもの飲みなよ」と言ってくれることもありますが、大抵の場合、自分からおねだりしないと中々ドリンクにありつけません。

タイミングを間違えておねだりしてしまうと、拒否されてしまうこともあり得るので、タイミングを見極める事はとても大切なのです。

ベストなタイミングは会話が盛り上がってきたとき、特にお客様を持ち上げていい気分になってもらっている時でしょう！
「すごいですね！」「さすがですね！」「それ知らなかったです！もっと教えてください！」など、お客様がいい気分で過ごせるように場の空気を整えましょう。

頼む時は控えめに

「もういけるな」と思ったタイミングで、「よかったらドリンク頂いてもいいですか？」と控えめな言葉を使っておねだりしてみましょう。
がっついておねだりしてしまうのはお客様に引かれてしまう可能性も高いので、気をつけるようにしてください。

ドリンクを断られても気にしない

もちろん、どんなに万全の準備をしておねだりしてみても、ドリンクを断られることは珍しくありません。

大切なのは、断られた事を気にしない事です。
キャバクラには色んなお客様がいらっしゃるので、どんなに出来るキャバ嬢でもドリンクを断られた経験はあります。
一番ダメなのが、落ち込んでしまって場の空気を悪くしてしまったり、ドリンクを貰えないと分かってから接客の手を抜いたりする事です。

断られた時の対処としては、「分かりました！次は一緒に飲みましょうね♪」と明るく答えて変わらない接客をするのがベストでしょう。潔く諦める事で、お客様の精神的負担も軽減されます。
あなたのキャラによっては一度だけ「え〜！一杯だけでいいからお願い！」とちょっとふざけた感じで食い下がってみても良いでしょう。
お客様によってはそのノリに合わせてくれて、一杯だけ入れてくれる可能性もあります。

まとめ

キャバ嬢がお客様にドリンクを入れてもらう事は、売上を上げるためにとても重要なことの１つです。
このドリンクはお客様から「奢ってもらっている」ので、常に謙虚な気持ちで挑むようにしましょう。
「ドリンクのおねだり苦手…」「おねだりしたら嫌われるかも…」と考えてしまう子も多いです。
お客様の気持ちを考えず、自分勝手な頼み方や飲み方をしてしまえば嫌われてしまうでしょうが、多くのお客様はキャバクラがこういう遊び方をするところと分かって来店されていますから、ドリンクを頼むこと自体に罪悪感を感じる必要は全くありません。

ドリンクを頼んでもらったらきちんとお礼を言う、よりお客様を楽しませる接客をするようにすれば、今度は自然と「この子にドリンクを入れてあげよう」と思ってもらえます。