コラム 水商売仕事術

体験入店前に気をつけたいポイント

体験入店前に気をつけたいポイント

キャバクラやガールズバーなどの夜のお店には、普通のアルバイトには無い「体験入店」という制度があります。
この体験入店とは、1日や2日などの短い期間お店で働いてみて、本当に入店してそのお店で働くかどうかを決められるものです。
夜のお店で働くなら、必ずこの「体験入店」をしてから働くようにしましょう!
体験入店は本入店ではないとは言え、いくつか注意したいポイントがあります。

どんなお店に入店するか…お店選び

お店選びはとても重要です。本入店するかどうかは体験入店した後に決められるからといって、闇雲に色んなお店に体験入店しないようにしましょう!
色んなお店に体験入店していると、体験入店時の時給だけが目当てで最初から本入店する気のない「体入荒らし」と思われてしまう可能性があります。

お店を選ぶときは、まず地域から決めていくといいでしょう。
自宅から通いやすくてバレ防止の為に知り合いがあまりいないエリア・・・というように、自分の希望に合わせて地域を決めていきます。
次に自分の希望に合っているお店かをチェックしていきましょう。時給、営業時間、融通が利きやすいかどうかなど、自分の希望にマッチしたお店をピックアップしていってください。

求人情報を鵜呑みにし過ぎないように!問合せは電話で♪

お店を探す際、色んなお店の求人情報を見ることになると思います。
見ていると分かると思いますが、どのお店も似たような「良いこと」しか書いていません。
もちろんその情報通りに運営しているお店もありますが、実際話を聞いてみたら掲載内容と全く違ったというケースも珍しくありませんので、ちゃんと話を聞くまでは求人情報を鵜呑みにし過ぎないようにしていきましょう。

掲載内容が本当に信用出来るものなのか、どういうお店なのかをはっきりしるためには、電話で問い合わせることをおすすめします!
「掲載内容に◯◯と書いてあったのですが〜」というように気になる点を質問してみて、はきはきと丁寧に答えてくれるお店は信用度が高いです。
逆に口ごもったり、面接の時に説明しますというように回答を後回しにするようなお店は、ちょっと信用するのに不安が残りますよね。

また、電話だと直接会話をすることになるので、スタッフの対応が分かります。
敬語で丁寧に応えてくれるスタッフなら尚更信用出来ますね!逆に横暴な態度だったり無愛想な態度をとるスタッフだと、お店に行くのもためらわれます。
電話だと断りにくいという子もいるかもしれませんが、少しでもマイナスな印象を抱いたのなら「検討してから再度電話します。」と断ってしまいましょう。

このように電話だとスタッフの質も直接確認出来るので、問い合わせるのなら断然電話がおすすめです!

面接で判断!気をつけたいお店

体験入店前には面接が行なわれます。この面接でもお店の善し悪しは大きく現れるので、チェックしてみてください。
例えば、お店近くの喫茶店などで面接を行なう場合です。これはかなり危険度が高いので注意しましょう!
お店で面接をしない=お店に案内出来ない事情があるということになります。
こうしたケースでは、本当は水商売の求人ではなく風俗の求人だった、ということが珍しくありません。

また、店内があまりにも暗すぎるお店も注意が必要です。
キャバクラは風営法、ガールズバーなどは深夜酒類提供飲食店に則って運営をしなければなりません。
そしてそれぞれに照度制限について厳しく決められていて、一定以上の明るさが無いと設備不良で違法となってしまうのです。
“暗すぎる”と感じるくらい店内が暗い場合は、その照度制限を守っていない可能性が高いので注意しましょう。

いきなり高級店はキツい?

夜のお店は比較的リーズナブルに遊べる「大衆店」、全体的なバランスがとれている「中級店」、女の子の質もサービスも一級品な「高級店」と分けることがあります。
もちろん求められることが多い分、高級店の方が高い時給で働けますが、未経験の子で高級店はかなり敷居が高いです。
周りのキャストもレベルの高い子が多く、中々結果が出ないなんてこともあり得ます。

長くキャバ嬢として活躍していきたいと考えているのなら、まずは大衆店や中級店でお仕事のことを学び、ステップアップする気持ちで高級店への移店を考えると良いでしょう。