コラム 水商売仕事術

「トークが苦手」は◯◯集めで克服せよ!

「トークが苦手」は◯◯集めで克服せよ!

お水のお仕事に欠かせないのが、お客様を楽しませる為の「トーク力」です。
例え文句の付けようのない美女だとしても、会話がつまらなければお客様も離れていってしまいます。
逆に容姿が特別良い訳でない子でも、楽しい会話を提供出来ればお客様が集まってくるのです。

トークが苦手な子は意外に多い!?

「水商売のお仕事をするからには会話も得意な子ばかりなんだろうな・・・。」と思っている未経験の子は多いですが、現役で働いていてもお客様との会話が苦手という子は多くいらっしゃいます。
トークが苦手でも水商売のお仕事はできますが、売れっ子になりたい、稼ぎたいというのなら、ずっとトークが苦手という訳にはいきません。

トーク力を挙げるには「情報集め」が大切!

トーク力を上げるために手っ取り早くて誰でもできる方法は、ずばり「情報集めをする」ことです。
お客様との会話をするには、お客様の投げかけてくる話題が理解出来ないといけません。
理解出来なければ「そうなんですね」「へ〜!」というような簡単な相づちだけで終わってしまいます。
話題が広げられないと段々空気がシラケてきてしまい、お客様は「この子と過ごしても楽しくないな…」と感じてしまうのです。

共通の話題があることが分かれば、お客様も「この子は自分と同じことに興味を持っているんだ」と親近感が湧きますし、話も続けやすく、会話も膨らみやすくなります。
自分が知っている話題がお客様との共通の話題になれば、自分も接客しやすくなりますよ。

ひとつ注意したいのが、知識を偉そうにひけらかしてしまわないようにすることです。
水商売の席において、メインはいつでもお客様です。お客様が話したことに対して揚げ足を取ってしまうのは大きなミスですし、お客様を怒らせてしまいます。
集めた情報は「会話を楽しませるため」に使いましょう!

情報はどうやって集める?

情報の集め方は色々ありますが、やはりこの時代一番手っ取り早いのがインターネットを活用することでしょう。
いくつか自分が読みやすいと感じるニュースサイトをお気に入りしておいて、時間がある時にサッと読めるようにしておくとスムーズに情報収集しやすいでしょう。

また、昔から言われている通り、新聞を読むのもおすすめです。
特に経済関係の話題や政治関係の話題は流れだけでも理解しておくと年上のお客様との会話もスムーズに進みます。
ただし政治の話題に関してはかなりデリケートな話題になるので、お客様から振ってこない限り会話ネタにしない方がいいでしょう。
お客様から振ってこられたとしても、得た知識で当たり障り無いことを言って出来るだけ早めに別の話題にするのがベターです。

分からない話題が出てきたら・・・

どんなに頑張って情報収集していたとしても、自分の知らない話題になることがあります。
そういう時は無理に知ったかぶりをするのではなく、素直に「そのことはあまり知らないんですけど、凄い興味あります!教えてください」とお客様に教えてもらうのも手です。
教えてもらうことになると基本的に相づちを打つことになってしまいますが、途中で「◯◯が××なんですね!」とお客様の言ったことをオウム返しするようにすれば、お客様は本当に興味を持って話を聞いてくれていると感じてもらえます。

聞き手が興味を持って聞いてくれていると、話し手はそれだけで気持ちが良くなるものです。
そうなると、基本的に相づちだけでもお客様に満足した時間を過ごしてもらえます。
もちろん後でお客様が話してくれた話題についての情報を集めておき、次回に活かしましょう。