キャバクラの罰金制度

キャバクラの罰金制度

水商売のお仕事には罰金制度が付き物ですが、特にキャバクラの罰金制度は水商売の中でもかなり厳しい部類に入ります。
求人に「ノルマ・罰金無し」と書かれていても実際は罰金に相当するものがある、ということもありますから、働く前にしっかり確認しておきましょう。

罰金の種類

罰金にはいくつかの種類があります。今回はどの店舗でも基本的にある罰金制度についてご紹介します!

遅刻の罰金

お仕事に遅刻すると払う事になる罰金です。
10分遅刻したら1,000円、30分で5,000円というように、分単位で金額が決まっていることが多いですが、何分でいくらなのかはお店によって異なるので確認しておいてください。
また、普段真面目に勤務していれば、最初の1、2回程度は遅刻してしまっても罰金を免除してくれるお店もあります。

時間を守るのは社会の常識ですので、仕事でもプライベートでも遅刻がクセになってしまっている子は注意しましょうね。
また、電車が遅延してしまった、お昼の仕事を終えるのが遅くなってしまった、というように、事前に遅刻してしまう可能性がある場合は、分かった時点でお店に連絡を入れましょう。
遅れてしまう、遅れそうだという連絡が事前にあれば、遅刻しても免除されるお店は多いです。

当日欠勤の罰金

当日になって欠勤すると、罰金が発生します。
「◯時までに連絡くれれば当日欠勤扱いにはしない」というお店もありますし、どれだけ早く連絡しても日付が当日の時点でアウトのところもあります。
当日欠勤は突然の体調不良や突然の用事など、気をつけていても防げないことがありますから、こちらもどういうルールになっているのか確認しておくと安心です。

お店によっては体調不良の場合は診断書の提出や、休んだ分別の日にお仕事をすれば免除してくれることもありますよ。

無断の当日欠勤

連絡も何もせずに欠勤した場合、かなり重い罰金が科せられます。
お店によっては1回の無断欠勤で5万円近い罰金を取る所もあります。
大きい罰金額なのはもちろんですが、社会人としても無断欠勤はかなりの非常識行為ですので、絶対にしないようにしましょう。

ただし、体調が悪くて寝ていたらいつの間にか日が変わってた・・・というように、意図せず無断欠勤してしまうこともあると思います。
そういう場合は気付いた時点ですぐに連絡をして謝罪をし、事情を説明しましょう。
「次に出勤したとき話せば良いか」と思うかもしれませんが、少しでも早く連絡をすることで誠意を見せることが大切です。
何を言われてもお店に多大な迷惑をかけたことには変わりないので、謙虚な気持ちで謝罪をしてください。

まとめ

キャバクラで働くのなら上記に挙げた罰金はあると思っておいた方が良いでしょう。
上記以外にも規定のノルマを達成出来なかった時に支払う「ノルマ罰金」や、ミーティングに無断欠席した場合に支払う「ミーティング欠席罰金」など、お店によって様々な罰金があります。

どういう罰金があるか分かっていれば自分でも注意するように出来ますので、罰金についても面接時に詳しく聞いておくと安心でしょう。
キャバクラの罰金は一つ一つが結構な金額ですし、罰金を支払うようなことはお店からの信用も失うことだらけですので、お金云々だけの話ではないことも心に留めておいてください。