知っておきたいお酒のマナー

知っておきたいお酒のマナー

キャバクラで働く場合には、最低限のお酒のマナーを知っておく必要があります。
お酒はただ単に作ってあげれば言い訳ではなく、注ぎ方や渡し方など、お酒によって様々なマナーがあるのです。
お客さんは女の子に対して夢のような時間を求めているわけですから、お酒の作り方もスムーズに出来ると尚いいですよ♪

ビールのマナー

キャバクラでも飲み会でも一番飲まれるのがビールです!
ビールは注ぐ機会もとても多いので、しっかりマナーを身に付けておきましょう。

持ち方
ビール瓶の持ち方にもマナーがあります!瓶の持ち方が間違っていると、かなり失礼な意味を持たせてしまうこともあるので注意してください。
両手で持ち、ラベルを上に向けて持つのが正しい持ち方となります。
ラベルに手が重ならないようにするのもポイントです★

注ぎ方
ビールの泡はビールならではの醍醐味ですが、注ぎ方次第で多すぎてしまったり少なすぎてしまうため、かなり意識して注がなくてはなりません。
注ぐ時は、最初はゆっくり注いで段々勢いをつけ、泡が出てきたら再びゆっくり注ぐようにすると、多すぎず少なすぎない、絶妙な量の泡が出た美味しそうなビールになります。

ワイン、シャンパンのマナー

ワインやシャンパンは特別な日に飲むという方も多いお酒です。
「特別感」を感じているお客様も多いので、その気持ちを踏みにじってしまわないようにマナーを覚えておきましょう◎

持ち方
ワインは手の温度によって風味が変化してしまうことから、ビールとは違い両手ではなく片手で持つようにしましょう。
ラベルを上に向け片手でボトルの下を持ち、出来るだけ手がボトルに触れないようにします。
ただ、この持ち方はかなり不安定になるので、力に自信がなくてこぼしてしまいそうという子は両手で持っても大丈夫です!
シャンパンは手の温度で風味が変わることはありませんが、基本的に冷やして楽しむお酒なので、手で温めてしまわないようにしましょう。

注ぎ方
ワインは香りと風味を楽しむお酒ですので、グラスに注ぐ時は香りがグラス内に立ちこめられるように、4分の1程度だけ注いでください。
シャンパンは、すぐ飲みきれて常に適温で楽しめる5分の1程度の量を目安に注ぎます。

焼酎のマナー

焼酎は水割りやロックなど、お客様の好みに合わせて作ってあげる必要があるお酒です。
作り方はもちろん、お客様にグラスを渡す時にも注意しておきたいポイントがあります。

水割りの作り方
水割りは、アイスをグラス一杯に入れてからお酒を入れ、水を注ぎます。
まずアイスを入れたらマドラーでかき混ぜて、グラス一杯になるように空いた隙間にもアイスを入れていきましょう。
アイスが入ったら指2本分(2フィンガー)程度を目安にお酒を注ぎ、最後にミネラルウォーターをグラス全体の7割程度注げば完成です。
事前にお客様に好みの濃さを聞いておき、薄目ならお酒は指1本分、濃い目なら指2.5本分にするなど調整しましょう!

ロックの作り方
ロックは大きいアイスをグラスに入れて、あとはお酒を注いであげればオッケーです!
水割りの水を入れないバージョンだと考えると覚えやすいと思います◎
アイスの大きさは、3、4個グラスに入れていっぱいになるくらいのサイズがおすすめです。
氷が多いとその分溶けやすく、お酒の味が大きく変わってしまうことがあるので注意してください。
お酒の量はグラス全体の3分の1程度でオッケーです!お酒を入れすぎてしまっても同じように氷が溶けやすくなってしまいます。

水割りもロックの場合も、渡す時はグラスの水分をハンカチで拭いてから渡すようにしてくださいね♪

まとめ

お酒を作る時の基本的なマナーを紹介しましたが、お酒の量等の細かい部分はお店によって若干異なったりします。
働く前に必ず研修があるので、研修で教わった方の量を優先してくださいね♪

こうしたお酒のマナーはキャバ嬢はもちろん、キャバ嬢を卒業した後のビジネスの場でも役に立ちますので、覚えておいて損はありませんよ。