ホステスとキャバ嬢の違い　〜接客スタイルとお給料〜

クラブにいる女の子は「ホステス」、キャバクラにいる女の子は「キャバ嬢」や「キャスト」と呼ばれています。
どちらもお客様の隣に座ってお酒を作ってあげたり、会話を楽しんだりするお仕事です。
しかし、それ以外の部分を見ていくと結構違う部分が多いので、今回はその違いについてご紹介したいと思います。

接客スタイルの違い

まず大きく違うのが、それぞれの接客スタイルです。
キャバ嬢の接客はお客様とのマンツーマンで、基本的に個人で営業していくスタイルとなります。
一方でクラブは一人のお客様に対して複数人の女の子が接客をする、チーム営業となるのです。

また、キャバクラはお客様が来店する度に指名する女の子を決める「指名制度」が一般的です。
極端な話、お店に来る度に別の女の子を指名出来るのがこの指名制度となります。
そしてクラブでは、「永久指名制度」が採用されています。一度女の子を決めれば、その子がお店を辞めたりしない限り、別の女の子を指名するということは出来ません。
永久指名されたホステスのことは「係」と呼びます。

お給料の違い

続いて違うのが給料システムです。
キャバクラは「時給＋売上」が基本で、本指名の数やポイントによって時給が変化します。
クラブでは売上制か日給制など、お店によって大きく違うことがあります。更に係のホステスはお客様がツケで飲んだりした場合はそれを自分で回収しなければなりません。

実際にどちらが稼げるのかと言うと、短期間で稼ぎたいのならキャバクラ、水商売の世界でずっとやっていくつもりならホステスでしょう。

まとめ

簡潔にキャバクラとホステスの違いをまとめると、

【キャバクラ】
・お客様に対して個人営業
・本指名が貰えても指名替えされる可能性がある
・指名料や同伴料、バックシステムでお給料の上乗せが多い

【クラブ】
・係を中心に複数人の女の子で一人のお客様を営業する
・永久指名制
・日給制で高いお酒を飲んでもらっても直接お給料に反映されにくい。ただし、日給が高くて安定した収入が得られる。

ということになります。
一見するとホステスとキャバ嬢は似ていますが、細かい部分まで見ていくと、かなり違った働き方が求められるのが分かってもらえたでしょうか。
実は他にも沢山の違いがあるのですが、また別の機会にご紹介したいと思います！